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板金工事

ジブリパークの「もののけの里」「魔女の谷」
整備工事でも大活躍!
選ばれる、仲井の板金工事

創業以来、当社の看板事業として、豊橋のみならず全国の建築施工に貢献してきた仲井の板金工事。長年にわたり積み重ねてきたその技術力は、あの「スタジオジブリ」が描く“物語の中の建築物”にも、活かされることになりました。今回、ジブリパークの「もののけの里」「魔女の谷」整備工事で中心となって活躍した3名の社員に、工事の感想や苦労話を伺ってみました。(ジブリパークは予約制)

Nさん/設計担当
Fさん/工事担当
Mさん/工事担当

Q. 今回の工事で、力を入れた点や、逆に苦労された点などがあれば、教えてください

Nさん 今回もっとも大変だったのは、現実にはない建物をいかに具現化するかということです。私も長年この仕事をしてきましたが、『ハウルの動く城』の「ハウルの城」にしても、『もののけ姫』の「タタラ場」にしても、映像作品の中の建築に携わるのは初めての経験です。でも、不思議とどんなに難しいご要望にも、仲井の技術をもってすれば対応できるという自信はありました。

Fさん 仲井の強みは、板金工事で培った現場の応用力と、金属加工で培った細部に至るまでの緻密な設計・製造力です。この両方を併せ持つ会社は大変少なく、仲井が選ばれる理由の1つになっていると思います。アニメーションで描かれる建築物は細部に至るまでこだわりが詰め込まれていて、それらを現実に表現するのが難しいのは分かりきったこと。それを1つひとつ形にしていくには、仲井しかいない!と、元請企業さんが考えてくれたんだと思います。

Mさん 「タタラ場」のアーチ状の屋根は、勾配がきつい形状で、屋根に取りつける資材も非常に重いんですね。それをひとつずつ手で運ばなきゃいけない。つまり、通常の現場ではない作業がたくさん必要となる。それがとても難しかったのと同時に、あらゆることが初めての経験で、新鮮な気持ちで仕事ができるわけです。僕を含め仲井の人間は、新しいことにチャレンジすることが好きなタイプが非常に多いので、新しいことだらけのジブリパークでの施工は、本当に楽しく、かつ、様々な難題に応えていく充実感にあふれていたと思います。

『もののけ姫』の「タタラ場」。アーチ状の屋根の板金工事は通常の業務ではほぼありえないため、美しく仕上げるために仲井の技術者は様々な創意工夫を凝らしている。

Q. 仲井の技術力がわかる、ジブリパーク内の見どころはありますか?

Nさん 私はやはり「タタラ場」ですね。実際の板金工事を行う前にモックアップを作っているんですが、スタジオジブリさんや設計事務所さんからなかなかOKがもらえなかったんです。求められるレベルが非常に高く一切の妥協を許さない姿勢が、むしろ私たちの職人魂に火をつけたと言いますか、「絶対に実現させてみせる」という気持ちにさせてくれた部分もあるんです。現場で問題が見つかるとすぐに私に連絡をくれ、私は図面を再度引き直す。その繰り返しによって少しずつ完成に近づいていく実感が、とても充実していました。

Fさん 私の思い入れのある建物は、魔女の谷にある『魔女の宅急便』の「オキノ邸」です。軒どいや竪どいは通常の建築では既製品を使用するのが常識なのですが、スタジオジブリさんから「ここは手づくりのモノにこだわりたい」というオーダーが。仲井に金属加工の技術力がなければ、軒どいや竪どいをハンドメイドすることはできず、他の業者さんに依頼するしかなかったと思います。クライアントの期待に、自社の技術で応えられたということは、とても自信に繋がりますよね。

Mさん 僕は魔女の谷の出口にある「出口小屋」ですね。あまり目立たない建物なのですが、とても思い入れがあります。うろこ状になった外壁なんですが、これを1枚ずつ貼り付けていく仕事を僕が担当させてもらい、こだわって作業することができました。家族や友達にも自慢できるくらい、自信の仕上がりです。うろこそのものも、仲井の加工技術でつくっているので、やはりどんなオーダーにも応えられる力があるんだと実感しています。

ここまでご覧いただいたように、随所に仲井の技術が光る建築物が、ジブリパークで見学できます。板金工事と金属加工。この組み合わせによって唯一無二の存在感を放つ仲井ですが、もうひとつ付け加えるのであれば設備投資に余念がないこと。大手の金属加工業者でなければなかなか所有できないハイエンドマシンを揃え、様々なオーダーに対応しています。

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